梨の木はの木か? 無しの木か?

梨という漢字を分解して見ると、利の木と書いてある。字のとおりなら利を産む木である。

戦前から戦後にかけては、多いに利益があったと聞く。

梨一箱で大工さん6人を雇用できた時代も、あったらしい。梨代金の百円札を一尺まで積み上げて、尺祭りと称して盛大なお祝いを行ったらしい。

現代からすれば夢のまた夢だ。

ところが、現在の梨の木は全くの無しの木で、梨生産者は貧乏の代表格の感さえある。我が家も無しにならないようにお客様の好みを先取り出来るような、おいしい梨品種を一果ずつ丹念に育てるよう心がけています。

無にならないように「ありのみ」と名乗る要因のひとつでも

あります。

本当は「ありのみ」とは梨の別名であります。

 現在は,農業全般が苦しく日本農業そのものが、崩壊の危機にさらされているが、

梨をとりまく環境も大変厳しい。特に鳥取県の梨がとりわけ厳しい状況にある。

全国の梨の廃園の大部分は鳥取県の梨であるし、生産量も一位からあっという間に

三位まで転落した。二十世紀さえ作っていれば、ばら色の世界があるかのように言って

きた、県と農協、流通の実態を知りながら農家に知らせない両者。変ろうとしない農家、

戦犯は誰なのか,  と言いたくもなる。これでまたにらまれるかな。

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